あなたの 「らしさ」 を大切に。

キャリアカウンセラー河野志織のブログ

パラレルキャリアは思いもかけないキッカケからでした

 

こんにちは。

河野志織です。

 

先日、カウンセリングで

相談者の方から

 

「何故、河野さんはカウンセラーを

 やろうと思ったのですか?」

 

と質問されました。

 

 

実は私は20代のころは「カウンセラー」になろうと思っていなかったんです。

というよりお恥ずかしながら、

「カウンセラー」という仕事があることを知らなかった・・・(苦笑)

 

 

なのに何故、そんな私が「カウンセラー」という職業を知ったのか?

 

それは本業の営業の仕事をしているときに、

こんなことを思ったからなのです。

 

「営業」という仕事に資格がない。

 

当時の私は「資格」にめっぽう弱く、

何かしら「資格」を持っていたいという願望が強かったんですね。

 

そこで本屋で資格についての本を読み漁りました。

(当時はネットはあまり普及していなかったので、

 情報は本から得てました・・・(苦笑))

 

そんな中でピン!っときたのが

 

産業カウンセラー」の資格だったのです。

 

営業は人の話をよくきく仕事。

そして私は人材業界にいるので、とかく人から相談を受けることが多い。

であれば、きちんと人の話を聞いて、解決してさしあげられるようなスキルを

身に着けたい。

そう思ってこの資格を取得することを思い立ったのです。

 

 

これがそもそものカウンセラーという資格との出会いでした。

でも当時は資格をとって、

それを仕事にしていこう。とは思っていませんでした。

ただ、勉強が思いのほか楽しく、。

また一緒に受けた仲間とも非常に仲良くなり、

講習の後の呑み会が楽しみで、

そんなこんなで勉強を続けることができました。

(ちなみに当時、一緒に受講した仲間とは

 今もつながっています)

 

 

その後、日本でも「キャリアカウンセリング」という職業が知られるようになり、

アメリカから輸入された資格が「GCDF-Jppan」です。

当然、資格大好きな私はそちらも受講。

これも非常に興味深い勉強でした。

 

そこから少し欲が出てきたのですね。

せっかく勉強したのですから、

どこかでその知識を生かしたいと思ったのです。

ということで「その資格を生かしたい!」と公言していたら、

それを聞いていた知り合いからチャンスをいただきました。

 

そして現在、

本業を持ちながらもキャリアカウンセリングの仕事もさせてもらっています

 

 

まさか20年前にこんな自分がいるとは予想もしていませんでした・・・

 

これが私の「キャリアカウンセラー」になったいきさつです。

 

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「自分が何をしたいのか?」

「何ができるのか?」

・・・それがわからない。

という方々がいらっしゃいます。

 

でも最初から

「やれること」

「やりたいこと」が明確な方は

そんなに多くはありません。

私もそうでした。

 ただ「資格」が欲しい。

それだけの思いから勉強を始めただけです。

 

 

「自分にはこれがやれる」

「自分はこの道でやっていく」

という正解を決めてから物事を始めるのではなく

 

 

「自分が何か興味があるもの」

「自分がやりたいと思うこと」

それをまずは始めてみる

始めてみたら「全然、自分に合わなかった」

それでもいいと思うんです。

合わないことがわかっただけで。

 

ただ、何も始めてみなければ、

今の生活には何も新しいことは訪れない。

逆に何かを始めてみれば、

そこから新しい発見が必ずある。

 

それは仕事でも、

趣味でも、

なんでもいいと思います。

ただ、今の自分の生活に何か変化を欲しいと思っているのであれば、

どんな些細なことでも、

まずは始めてみる。

 

それがパラレルな生き方につながっていく

私は信じています。