あなたの 「らしさ」 を大切に。

キャリアカウンセラー河野志織のブログ

独立して2か月。

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6月末をもって以前の会社(リクルートスタッフィング)を退職し、

フリーのキャリアカウンセラーとして

新しい一歩を踏みだしてから2か月弱。

自分の志を再度、表明したいと思います~。

 

*なぜ、キャリアカウンセラーを志したのか

 

私はリクルートに24年間在籍していました。

そのうちの22年間はリクルートスタッフィング

派遣ビジネスに携わり、法人営業から組織マネジメント、

最終的には部長として組織運営に従事。

多くの人に『なぜ、そのポジションを辞すのか?』と

聞かれました。

確かにせっかくのポジションだし、

何よりも組織に属している安定感は

捨てがたかったのは事実です。

 

でも私にはずっとやりたかったことがあります。

それが『キャリアカウンセリング』です。

派遣ビジネスに携わる中で、派遣で働く多くの人々と

出会い、仕事やキャリアの相談にのりました。

その中で人のキャリアに関心をもつようになったのです。

「人はどうしたらその人らしいキャリアを

 築いていけるのか?」と。

 

仕事の傍ら『キャリアコンサルタント

産業カウンセラー』の資格をとり、

いつかは人のキャリアに寄り添う仕事につこう。

そう思ったのです。

組織運営の仕事も嫌いじゃなかった。

ただ、私はどちらかというと

現場志向だったのだと思います。

 

*なぜこの歳で独立したのか?

 

私は自分の抱負を毎年、

残すことにしています。

もう15年以上続けていますが、

残していることは常に同じこと。

 

30歳の時の抱負。

『35歳までにはカウンセラーとして独立する』

31歳も32歳のときも同じことを書いていました。

 

そして35歳の時。

『38歳までにはカウンセラーとして独立する』

 

そして38歳の時。

『40歳までにはカウンセラーとして独立する』

 

そして40歳の時。

『42歳までにはカウンセラーとして独立する』

 

どうでしょう?これ? 

要は常に志は決まっているのに、

その実現のタイミングがどんどん先延ばしになっている。

そして気が付けば自分はもう45歳を

超えてしまっていたのです。

これはまずい。

これ以上、先延ばしにしたら、

やりたいことが思いっきりできる元気もパワーも

なくなっているかもしれない。

『いつか』やろう。なんて言いながら

『いつか』を待っていたら、

『いつか』が来るまでに自分は死んでしまうかも。

 

それが独立を決意した大きな理由でした。

 

ももう1つ。きっかけがあります。

実は私は在職中からパラレルキャリアをしていました。

(もちろん会社には兼業許可とって)

平日は本業の仕事。

そして休日は

営業女性向けのコミュニティ『営業部女子課』の運営に

携わっていました。

そこで働く女性対象に

キャリアカウンセリングも行っていたのです。

 

このパラレルキャリアが私が次のキャリアの

ステージに行くことを後押ししてくれたといって

過言ではありません。

先ほど言ったように『いつか』に待ったなしの状態。

今やらなくていつやるの?

という状態になったときに、

休日にやってたカウンセラー経験が

自信となり、

独立を思いきらせてくれたのです。

 

*キャリアカウンセリングでは何をするの?

 

これからの私は、キャリアカウンセラーとして

20代~40代の働く女性のキャリアに寄り添って

いきたいと考えています。

 

例えばこんな悩み。

 

・自分には何の強みもない。このまま何もできないままで、

 人生が過ぎていってしまっていいのか?

・何かをしたいけれど、何をすればいいのか?がわからない。

・今はいいけれど、今後は自分はどの方向性に進んでいけばいいのか?

・やりたことがあるのに、その実現方法がわからない

 

などなど。

 

また最近は女性の活躍も目覚ましく、それゆえの

悩みもあります。

 

・どうやって管理職を目指せばいいのか?

・どうやって人をマネジメントすればいいのか?

・なぜ、管理職を目指さないといけないのか?

・家庭と仕事の両立をどうすればいいのか?

 

そんな人それぞれのキャリアに関する悩みを、

まずは吐き出していただき、

その上で明日からの具体的な一歩を

歩みだせるように

一緒に解決策を考えていきたいと思います。

 

*これからの我々の働き方

 

これからは「100年生きる」とも言われています。

これまでのように60歳になれば定年退職して、

あとは悠々自適な生活を送る、

そんな世の中では

もはやなくなっています。

 

70歳まで働くのが普通の世の中がやってきています。

例えもし、働かなかったとしても、

60歳以降の人生はまだ長い。

60歳以降の人生をどうやって生きていくか?

人生60年と考えるのと、

人生80年と考えるのでは、

時間の使い方やキャリアの積み方も変わってきます。

だからこそ、自分の人生をどうやって生きていくのか?

そのことにみんなが向き合って考えるべき時代が

やってきているのです。

 

一人で悶々と考えるのではなく、

もっと気軽に相談し、

定期的にキャリアの棚卸をし、

次のステージの準備をしていく。

そうやって階段を1つずつ上るように

キャリアを築いていく。

そんな長い目でキャリアを考えるというお手伝いを

させていただきたいと思います。

常に伴走できる存在であれればと・・・

 

 

そしてもう一つ大切なのは、

キャリアを考えるのを個人の問題とせず、

企業においても従業員のキャリア育成の一環として

キャリアカウンセリングを位置づけてほしい。

そしてキャリア相談するのが『当り前』の

世の中を創っていく。

これが最終的な私の目標です。