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キャリアカウンセラー河野志織のブログ

管理職が一番「変化」を怖がってる?

新しくPCを購入しました。

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今まで使っていたPCがWindows10にアップグレードした途端に壊れ、
緊急措置としてsurfaceでしのいでいたのですが、

どうも使い慣れなくて・・・・(苦笑)

 

「モバイルPC探してます」と言ったら、
お店の人にLet’s noteを熱烈に進められましたが、
私にとってはやっぱり安定のdynabookにしました。
軽くて使い勝手もいいので快適です。

 

 

ところで、こうしてPC購入を嬉しそうに報告しておきながら、
実は私、PCを買い替えるのに激しく躊躇します。
それはとにかくもろもろの設定が面倒くさいから。
インターネットの接続、メール受信の設定などなど、
マニュアル見ても「???」で、
サポートセンターに電話してもつながらず・・・・途方に暮れる(-_-;)
正直言って、涙出るくらい嫌いです。

一人暮らしで「困ったなあ~」と最も痛感するこの作業。


が!!
今日は数時間で克服ができました!!
(まあ、人から言わせれば数時間もかかるの?と思われそうですが)
だいぶ、私も進化してきました。


仕事柄、エンジニアの方々と接することも多いので、
かなりIT業界やIT知識については意識して学んでいます。

「アカウントって?」「ウィルス対策って?」
いちいち言葉の意味がわからない位、IT音痴だった私。
その頃に比べれば、
相当の進化です(苦笑)
無線ルーターでさくさくインターネットもつなげられたし、
outlookのアカウントも2つさっさととれたし、
ウィルス対策もばっちり!
そしてこうして順調にブログもUPできている。

かなり充実感・・・・
ちっぽけな充実感ですけど(笑)


でも、こんなこと自慢にもなりませんね。

この時代にこうしたITリテラシィは本当に必要。
昔は40代、50代にもなると
「あ~、私、そういうの苦手。ムリ、ムリ!
 いいのよ。PCもスマホも使えなくたって」っていう人結構いました。
そして実際、インターネットとは無縁な生活で不便は感じてなかったはず。


でもこれだけ世の中がIT化されてると、
ITリテラシーあるかどうかは死活問題にもなりかねません。

「私、ムリ、ムリ」なんて言ってる場合ではない。

わからないと、世の中から完璧に置いていかれてしまいます。

 

ちなみに今、読んでいる著書で

リンダ・グラットン教授の著書「ワークシフト」の中で

面白いことが書いてありました。

 

 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

 

 

Traditionalist(伝統主義者世代) = 1928 – 45 年ごろの生まれ
Baby boomers(ベビーブーム世代) = 1945 – 64 年ごろの生まれ
Generation X(X 世代) = 1965 – 70 年ごろの生まれ
Generation Y(Y 世代) = 1980 – 95 年ごろの生まれ
Generation Z(Z 世代) = 1995 年以降の生まれ


世の中を上記の世代に分ければ、
2016年現在では

40代半前後のX世代と

30代前後のY世代が

今の社会の主役になりつつある今。
でもこれから当然Y世代、そしてZ世代が主役へと

社会は移り変わっていきます。
X世代とY世代は確実にITの浸透度が違います。

私はまさにX世代の人間ですなのが、
当時、私が新人で会社に入ったときには

パソコンなんてありませんでした。
せいぜいワープロ
営業してましたが、外からの連絡は公衆電話。
社内は固定電話で、

携帯電話を持ったのは入社してからだいぶたってからのことです。

ところがY世代は既にインターネットや携帯電話、

ソーシャルメディアが普及し、

幼少時代からそれと伴にに育った世代。


私がうっかり

「昔はワープロで見積書を作っていたもんだよ~」
なんて話そうものなら、
「何ですか、ワープロって?」

と回答が確実に返ってきます・・・。


それだけ育った社会環境が違う世代。
そのY世代、そしてそれに続くX世代が

これからの世の中を作っていくのだと思えば、
「ITわかりません~」なんて言っていたら、
いろいろなことから置いてけぼりになってしまいますよね。

 

だからこそ、我々X世代も
好奇心を持ち、

世の中の流れや変化に敏感になる必要がある。


それはITに関してのみではありません。
働き方や考え方、ライフスタイル。
すべてにおいて、世代が変われば考え方も変わってくる。

 

歳とともに考え方が固定化し、
変化にすることに否定的になりがちですが、

変化に対応していく柔軟性が必要だと思うのです。


日本はまさに、変革のとき。
毎日、テレビで「働き方改革」だとか「テレワーク」だとか、
「AI」だとか、そういった言葉が行きかっています。

 

「そうそう、そうよね。働き方改革よね」

そう、分かった風に言っている人に限って、
意外と自分事として取り入れていなかったり、
その動きを阻止していたりすることがあるのも事実。

 

管理職の多くがまだX世代のが今。

我々世代こそが世の中の変化を取り入れ、

変革をもたらしていくのだ!

くらいの意気込みを持たなければ。。。です。

 

IT音痴の私が何を言うか!

という感じですが(笑)

常に変化を楽しむ姿勢は持っていたいと思っています。