2月14日は結果的に人生を左右した日だった・・・!
2月14日はバレンタインデー。
この日ばかりは、チョコの押収が繰り広げられ、
会社の机の上にはチョコが山となっている男性社員もいました~。
『チョコのお返しが大変そうだな・・・』なんて
不届きなことを思ってしまうのはきっと私だけでしょうね(苦笑)
そんな中、私はバレンタインデーというと
チョコより入試を思い出してしまいます。
そう、数十年前の2月14日。
この日は大学入試の真っ最中。
2月14日は私の運命を左右した大学の入試日だったのですよ。
だから2月14日というと、
私はチョコレートよりも入試を連想してしまうという、、、、
まあ、ロマンチックとは程遠いわけです。
2月14日に受験した大学に、
私は結果的に入学しました。
実はこの大学は第3希望。
他の大学はことごとく落ち、
奇跡的に?合格したこの大学に入学したわけですが、
結果的にはこの大学で過ごした4年間はかけがえのない日々となり、
今となっては本当に本当にこの大学で過ごした4年間は私の宝物。
そのあとの自分の考え方にも影響をあたえたと思っています。
思い返せばそもそも母校になるこの大学を受けるに至ったのは、
ちょっとしたことからです。
私は大学はバンカラ系を好んで志望していました。
第1志望から第3志望まですべてバンカラ系。
でもある日、高校の教室で私の隣に座っていた親しい友人に、
『どこの大学を受けるの?』と尋ねた時に
『○○大学』という名前が返ってきたのです。
正直、○○大学はミッション系の大学で、
私はこれっぽっちも志望していませんでした。
でも、親しい友人がそれはそれはいい大学だと
力説するもので、
思わず、第3希望をこのミッション系の大学に変更したのです。
まあ、あまり拘りがなかったと言えばそれまでですが、
当時の私はそのくらい、大学選びに意志がなかったとも言えます。
・・・・・でその○○大学を数十年前の今日(2月14日)に
受験して、無事、合格したわけですね。
他の大学はぜ~んぶ落ちてしまっていたので、
図らずもこのミッション系の大学に通い始めたのです。
数十年たった今。
2月14日に受けた私の母校。
本当に通えてよかった~と何年たっても思います。
でも不思議ですね。
自分が敢えて志望していたわけではない大学に、
友人の一言で受験するに至り、
結果的にその後の自分の人生に多大な影響をあたえた。
あの時、友人の一言がなかったら、
一体私はどうしていたんだろう?
浪人してバンカラ系の大学に通っていたんだろうか?
そうしたら、また別の人生があったのかしら?
わからないですね。
人生は・・・
何がきっかけになるか。
でも私がいつも師事している
『クランボルツ博士の計画的な偶発性』
人生の起こるあれこれは、
偶然に起こったようであっても、
実は計画されている。
その偶然にタイミングよく乗れるか、乗れないか。
乗れる準備ができているか?
それが結構、大切だったりする。
私のこれまでの人生は、
全てが計画的な偶発性の積み重ねだったと思います。
だから、私はあまり綿密に自分の人生を計画はしない。
その時、その時で『これかな?』と思った直感のようなものを信じ、
その代わり、信じたからには、
選んだ道を100%の力で楽しみ、生きていく。
そんな人生の歩み方をしています。
そしてこれからもそうなのかな・・・と思っている。
毎年2月14日は、
そんな自分の生き方を省みる日となっています。
忘れなれないバレンタインデー。
チョコレート渡すのを忘れても、
緊張しながら受けた大学の試験のことは
絶対に忘れません・・・・・(苦笑)