老年学って何だろう?
先日のブログで
『心と身体の健康』を保って
健康寿命を延ばしたい。
という内容を書きました。
で、いろいろ調べていたら
『老年学』というものが
最近、注目されてきているらしい。
老年学(ろうねんがく、英語: gerontology:ジェロントロジー、ドイツ語: Gerontologie)は、比較的新しい学問で、もともと発達心理学から派生した学問のため、老齢化又は老いることについて心理学的な立場から考える学問として生まれた。老人学(ろうじんがく)、加齢学(かれいがく)とも言う。
老年医学に隣接した分野だが、高齢者の健康に限定されたそれと違い、高齢者の健康と福祉、社会参加、衣食住とその条件整備、年金、メンタルケアなどを広く守備範囲とした研究分野である。高齢者の平均寿命が延びてきたことから、元気な高齢者も増え、社会参加や生きがい、ライフワークなどを中心としたクオリティ・オブ・ライフ (QOL)、成人後見なども重要なテーマになりつつある。
日本では、桜美林大学に老年学研究科が設置され、大学院課程も用意されている。また東京大学では、2009年4月に総長室直属の組織として高齢社会総合研究機構が設置された。
もう医学に限ったことではなく、
心理学のなど広い分野に及ぶのですね。
明らかに医療の進歩とともに
人間の平均寿命は延びてきているけれど、
ただ身体的に寿命が延びても
それだけでは健康だとは言えない。
元気に生き生きと生活し、
積極的に社会に関わり続けていく。
これが今後の主流になっていくのだと思う。
最近注目されている
リンダ・グラットンの
『LIFE・SHIFT』
にも書いてありました。
『100年時代の人生戦略』
ですよ。
これからは
60歳(65歳)で引退する時代ではない。
教育(学生)-仕事(社会人)-引退
の3ステージの人生から脱却し、
もっと長く生きるであろう人生に対して
準備していかなければいけないと言っています。
そうだよな~。
昔のように安定した企業に入るために
学生時代は一生懸命勉強し、
安定した企業に入ったら一生が保証され、
60歳で引退して、安泰な老後が待っている。
そんな時代ではなくなりましたものね。
もっと主体的に長寿化した人生を生きていくために
もっと主体的に楽しむために、
私たちはもっともっと自分のキャリアについて
考える時間を持たないといけないな。
そう強く考える昨今です。