あなたの 「らしさ」 を大切に。

キャリアカウンセラー河野志織のブログ

『私、失敗しないので』なんて言える? どこでも通用する力がこれからは必要とされる時代

あまりドラマを見ない私ですが、

テレビドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』

は結構気になっています。。。(笑)

 

 

『私、失敗しないので』

 

主人公の大門未知子が言う。

 

う~、かっこいい!

言ってみたい!(笑)

 

diamond.jp

 

そもそも「フリー」だとか「プロ」だとかという言葉に

私はめっぽう弱いのです。

 

組織に20年以上、どっぷりと浸かってしまっているゆえでしょうか?

自分の力だけで世の中を渡り歩いていく人に

憧憬の念を抱いているんだと思います。

 

 

 

 

 

群れを嫌い、

権威を嫌い、

束縛を嫌う。

  

ライセンスとたたき上げのスキルのみで生きていく。

 

いい、

すごくいい!

 

 

ドラマの主人公、大門未知子とまではいかないまでも、

自分のスキルだけで生きている人が

実は私の周囲にはたくさんいます。

 

フリーのインテリアコーディネーター。

フリーのwebデザイナー

フリーの経営コンサルタント

 

彼ら、彼女らは「自分のスキル」がダイレクトに

「生きること」につながってくる。

それが故にプレッシャーはあると思います。

が誰もがいう。

「この働き方は手放せない」と・・・・・

組織に守られている安心感より、

束縛されず、自由に働けるほうが楽しい。

 

 

そんな言葉を聞くと、

会社という組織に守られて、

自分の本当の実力を認識することなく、

そのくせに「自分は力があるのだ」と勘違いして生きている。

かもしれないことに

最近、本当に焦りを感じます。

 

 

会社という組織の中において、

チームプレーでいい仕事が生まれることも多々あります。

私も今までそうしてずっと仕事をしてきました。

だから組織が悪いは思わない。

自分の組織のために、

会社のために、

という帰属意識があるゆえに、

いい仕事ができる。

とくに日本はそういう社会性が強いと思います。

それが日本のいいところ。

 

でも、一方で組織の中でけでしか通用しなかったり、

自分の組織の常識でものを考えてしまったり。

閉じられた組織の中で物事の価値を図ってしまったり。。。という

弊害のあるのも確かです。

 

 

これからは組織に「属そう「と、「属すまい」と

個人の力をあげることはとても大切だと考えています。

 

会社の中でしか通用しない人間だと、

会社にしがみつきたくなる。

他の世界に行くのが怖いから。

だって自分が他で通用できるかわからないですもの。

 

そうなると、悲しいかな、多少の不合理に対しても

目をつぶり、おかしいと思いながらも周囲に従わざるを得ない状況になる。

そんな状況で本当に自分はいい仕事ができている?

 

だからこそ、今、

自分の力を欲してももらえるようになっていたい。

自分の力で

「組織の中」でも、

「独立してでも」生きていける。

純粋に「相手のために自分が役にたてるのか?」を

考えて働いていける。

 

これからは「組織の中でどう自分が思われているのか?」

ではなく、「世の中にどう自分が貢献できているのか?」

が問われる時代だと思います。

 

だから、

自分にスキルをつけるべきだと。

私はこれだけは人に負けない。と思う何かを身に着けるべきだと。

 そう思います。

 

40代になるとね。

「これだけは負けない力」が歴然としてきます。

20代でどれだけ苦労して自分に力をつけたか?

それが20年の間で相当の差になってくるのです。

 

 

決してに「フリーになれ。」

と推奨するつもりなんかないけれど、

自分ひとりの力を信じて生きていけるくらいの

専門性と力をつけていくことが、

これからの日本には必要になってくるのではないでしょうか?

 

さて、あなたの「これ」という強みはなんでしょう?

「これ」で人を喜ばせられる。

そんな「これ」を意識して探し、考えてみませんか?