あなたの 「らしさ」 を大切に。

キャリアカウンセラー河野志織のブログ

出口から入ってみるという生き方!?

「入るときは入り口からでしょう?」

 

ですよね・・・・(笑)

 鳥になれたら・・空から俯瞰した道路

 

では質問。

あなたは地図を見るときに、

 

スタート地点から順に目の前の道を

粛々と進んでいくタイプですか?

 

それとも

 

行きたいゴール地点を先にマークして、

ゴール地点とスタート地点を結ぶ道を確認。

そしてどの道をどのように進めばいいのか?を予想してから、

スタートするタイプですか?

 

 

私はどちらかというと前者です。

最初から早道を考えたり、

迂回路考えたりするのではなく、

幹線道路を迷わないように進むタイプ(笑)

 

それは大体のことに当てはまって、

物事は最初から準備を整えて、

慎重に進めていくほうが安心。

但し、慎重すぎていつまでも同じ地点に

とどまってしまうという難点あり・・・(汗)

 

 

きっと、地図をゴールから逆にたどる人もいると思います。

まずは自分がどこに行きたいのか?

そこに到着するための道が何本あるのか?

どのルートをとるのが一番近いのか?

一番景色がよさそうなのか?

一番安全そうなのか?

そんなことを先に考えてからスタートする。

ゴールから逆算する発想ですよね。

 

 

なるほど~~。

 

 

「何がいいたいかって?」

そう地図の話をしたいわけではないのですが、

人生も似たようなところがあるな~って

最近、思ったものですから

 

 

この前、ある人に

『人生は逆算して考えた方がいいよ』

と言われました。

 

まだ私が20代のときにそれを聞いたら、

言っている意味がよくわからなかったかもしれません。

何しろ私は最初から順を追っていくほうが好きですから。

でも40代になった今、

その人が言っている意味がわかってきました。

健康に自分の思い通りに働けるのは20年もないかも。

ふと、そう思ったら

『人生は逆算』というのが

わかるようになったのです。

 

 

「いつか○○ができたらいいな~」なんて思いながら。

現在の積み重ねの先の未来に夢をはせていた20代。

でも案外、その「いつか」がなかなかやってこなくて、

気が付いたら「いつか」に残された期間がそんなに長くないかも・・・

と思うようになった昨今。

 

 

だからこそ今、『人生を逆算して考える』ということを

してみようかなと思うのです。

まだ30年あると思って過ごす1年と。、

あと15年だと思って過ごす1年とでは

1年の濃さが違うような気がしませんか?

 

 

どんなに妄想でもいい。

夢物語でもいい。

とにかく私は「こうなっていたい」という人生のゴール地点(出口)を

思い描いてみてください。

 

ゴール地点をです。

 

何歳まで生きて、

その時にはどこにいて、

何をしている?

 

 

私なら

 

70歳まで健康に働いている。

・キャリアコンサルタントの仕事を週3日でやっている。

・朝晩は自分の家でできた野菜を食べて、

 週に1回は自宅で家庭料理の教室をやっている。

・どこか温暖な場所にカフェを開いて、地域住民のたまり場になっている。

 

こんな感じかな。

 

 

まあ、相当に妄想ではありますが(笑)

ゴール考える作業は結構、ワクワクするものですよ。

そして同時にちょっと焦りも感じる。

これ、ちゃんとゴールするとなると、

もう、今からキャリアコンサルの仕事は始めておかないといけないし、

野菜ソムリエの資格はとったものの、これ使って何かするために、

もう少し料理の勉強しとかないとか・・・。

 

そう、出口から入り口方向を見てみるという発想を持ってみると、

意外と入り口付近でモタモタ止まっていたり、

全くトンチンカンな方向に行ってしまおうとする自分が垣間見れて、

ちょっと焦ったりするわけです。

 

そしてその「焦り」を感じたあなた。

その焦りを是非、

行動に変えていってほしいな~と思います。

 

入り口にたたずんでいるうちに、

出口までたどり着かずに、

「いつか」を夢見て終わってしまわないように。

 

夢見て終わってしまわないためにも

パラレルキャリア的発想も必要

私のように慎重で入り口でモタつくタイプは、

保険というか、リスク回避策としてでも

2つの道があるのがいい。

出口は1つでも、

たどり着く道は2本あってもよいわけですから。

 

そう思うと、思い切って行動に出られる気しませんか?